皆さんこんにちは。
愛知県名古屋市を拠点に、無線通信基地局の設置工事を手がけるアライバルです。
ここ数年の電気通信関係のホットな話題といえば、やはり「5G」の実用化ではないでしょうか。5Gの普及により、私たちの生活はより快適で便利になると期待されています。とはいえ、そもそも5Gとは一体何なのか、よくわからないという方も多いでしょう。そこで今回は、5G通信のもたらすものや現在の普及率について解説します。
■5Gって何?
5Gとは「5th Generation」の略で、「第5世代移動通信システム」のことです。携帯電話の通信などに用いられる、次世代通信規格の第5世代目を意味します。
1Gが普及したのは、アナログ携帯電話が登場した1980年代で、そこから2G、3Gと発展してきました。1つ手前の世代である4Gが普及したのは、スマートフォンの利用者が激増した2010年代です。4Gは通信速度が飛躍的に向上し、インターネットへの接続がスムーズになり、大容量のゲームや動画も楽しめるようになりました。
そして2019年からは、各国で5Gの商用サービスがスタート。日本では2020年春から導入が始まりました。5Gの大きな特徴は「高速大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」の3つです。4Gと比較すると、通信速度20倍・遅延10分の1・同時接続台数10倍と大幅に強化されました。
4Gがスマホのための通信技術だとするなら、5Gはより広い社会全体を支える技術です。IoT(モノのインターネット)化が加速し、あらゆるモノがインターネットに接続される時代を迎え、5Gは次世代の通信インフラとして期待されています。個人の利用はもちろん、ビジネスや産業など多くの分野において、5Gは大幅な技術革新をもたらしてくれるでしょう。
■5Gの2022年現在の普及率は?
現在、日本で5Gが導入されてから、早くも2年以上が経過しています。この2年間で、5Gはどのくらい普及したのでしょうか?
大手通信会社の1つは、2022年3月末の時点で5Gネットワークの人口カバー率が90%を超えたと発表しています。総務省の「令和3年版情報通信白書 」によると、スマホの利用率は83.4%、SNSの利用率は73.8%ですから、それを上回る速度でネットワークが構築されているわけです。環境整備は非常にスピーディーだといえるでしょう。
また、総務省は2023年末までに、人口カバー率を95%まで高める方針を明らかにしています。補助金などを活用して、基地局の整備を支援するとのことです。以前は2023年末で90%に設定していたのですが、各社の動きによりさらに加速できる見込みが立ちました。
このように、国が普及に力を入れていることもあって、今後も5Gはどんどん広がっていくと考えられます。スマホをはじめ、あらゆるモノが5G通信に対応する日もそう遠くないでしょう。
■5Gが普及すると生活が変わる!
5G通信の普及は、社会に大きな変革をもたらすと予測されています。4K・8Kのライブ配信や自動運転など、期待される技術はいくつもあるのですが、特に重要なのは以下の2つです。
・IoT化の加速
5Gは多数同時接続が可能なので、IoT化の加速につながります。たとえば商業施設では、リアルタイムで在庫管理や自動発注を行ったり、お客の動線を分析してマーケティングに活用できたりするようになるでしょう。
また、医療の現場では医療機器や院内設備が、農業分野では気象・土壌・生育状況などのセンサーがインターネットに接続され、膨大なデータを収集できるようになります。そのデータをAIに解析させることで、より精度の高い治療や栽培が可能になるのです。
・働き方改革の推進
近年の日本では働き方改革が推進されていますが、ここにも5Gが活用できます。5Gは高速大容量通信が可能なので、大量のデータをスムーズに共有したり、同じ空間にいるような感覚でリモート会議を行ったりできるようになるのです。これによりリモートワークが一般化すれば、長時間労働の改善や家事・育児・介護などとの両立に役立てられるでしょう。
5G通信が一般的になれば、私たちの生活はますます便利になるはずです。それはすなわち、電気通信設備がさらに重要なインフラになることを意味しています。今後、電気通信工事の需要は確実に拡大していくでしょう。
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