皆さんこんにちは。愛知県名古屋市を拠点に、無線通信基地局の設置工事を手がけるアライバルです。
電気通信工事というと、どのような仕事をしているのかイメージがつきにくいかも知れません。電気通信工事の仕事は、現代における情報技術の発展を支え、私たちの生活になくてはならないものとなっています。
今回は、需要が増加している電気通信工事について、業界の将来性やキャリアプランと合わせて掘り下げてみましょう。
■電気通信業界の将来性について
毎日の生活や仕事において、電話が繋がらない・インターネットが使えないなどの状況では、誰もが困ってしまうでしょう。電気通信工事は、これらのネットワークを整理する重要な役割を担っています。
前回の記事（https://www.arrival-2007.com/blog/blog/150696）では、5Gについて紹介しました。電気通信工事では、5Gの導入に必要不可欠な基地局の新設工事を行なっています。5G以外にも、電話・インターネット・テレビのアンテナ・火災報知器・防犯カメラなど、電気を利用した情報通信により機能を発揮する設備の工事が、電気通信工事に該当します。
これらの設備は、IoT機器や通信機能の高度化に伴い、工事に求められる要求やスキルも高まっているため、将来性があると言える仕事です。一方で、電気通信工事を施工できる技術者の需要に対して、人手が追いついていないのも現状です。
電気通信工事に必要な技術や資格を習得することで、即戦力になるだけでなく年収も上がると言われています。
■電気通信工事のキャリアアップ・キャリアプランについて
電気通信業では、現場工事を中心にキャリアを積む・施工管理を中心にキャリアを積む・現場工事の施工管理の両方でキャリアを積むというように、企業の業態ごとで3つのキャリアプランがあります。ここでは、現場工事を中心としたキャリアプランについて見てみましょう。
・現場作業員
入社後、最初はメンテナンス工事などの現場で機械の取り付け・配線および測定器を使った機械・電波の点検などを担当します。電気通信工事の現場は、内容が多岐にわたっているため、現場経験を少しでも多く積むことが大切です。
・現場監督
現場作業員のまとめ役であり、作業員全体の仕事を把握した上で管理し、関係企業とのスケジュール調整や連携業務などを担います。同時に、プロジェクト管理者と情報を共有し、工事計画に沿った運用ができるよう管理します。現場作業員の経験が、監督の業務にも必要です。
・プロジェクト管理者
工事現場では社長代理・メンテナンス現場には管理技術者として役割を果たします。特に、数か月におよぶ長期の案件では、全体のスケジュール管理や取引先・顧客との各種調整、作業員の配置などが重要です。決められた予算内で、高品質の施工に仕上げることが求められます。後述する電気通信工事施工管理技士の資格が必要です。
■キャリアアップに必要な資格について
電気通信工事の仕事は、無資格でも可能なものもありますが、資格がないと携わることができない工事も多数あるため、ぜひ資格を取得したいところです。工事現場で特に重宝される資格を3つ紹介します。
・工事担当者
電話回線・光回線・ケーブルテレビなどの接続や修理ができる資格です。第一級・第二級と2種類の資格に分かれ、それぞれ取扱可能な回線がアナログ・デジタル回線と分かれています。受験の際には、年齢や実務経験などは問われません。
・電気通信主任技術者
電気通信設備のネットワーク工事や維持などが可能な資格です。局内設備を対象とした伝送交換主任技術者・地下ケーブルや架空電線などを対象とした線路主任技術者の2種類に分かれます。現場監督の立場にあたるため、責任は重大ですが、資格取得により収入アップが目指せます。
・電気通信工事施工管理技士
令和元年度に新設された資格であり、施工管理士として電気通信工事の業務全般に携わることができます。1級と2級に分かれており、一定期間の実務経験が受験条件です。管理技士の資格取得により、電気通信工事の技術を証明でき、仕事の幅も広げられます。
アライバルでは、施工に必要な資格取得費用は会社が負担しているうえ、資格取得手当などの支給により、社員の頑張りを応援しています。
アライバルでは、電気通信工事を通じて社会に貢献できる仲間を募集しています。大手携帯会社から仕事を受注しており、安定した収入と休日を得られるのが当社の強みです。資格取得に向けたバックアップ体制も整えていますので、電気通信工事に携わりたい方はぜひお気軽にご応募ください。
