電気工事士、一人親方と正社員はどう違う?それぞれのメリットとデメリットを解説

新型コロナウイルスの感染拡大以降、私たちの生活は大きな変化を余儀なくされました。テレワークの導入に限らず、労働のあり方も様変わりしてしまい、自分の人生について考え直している方も多いと思われます。今回は、建設業独特の「一人親方」という働き方と、正社員という働き方の2つを比較してみましょう。

 

 

◆一人親方は個人事業主、正社員は雇用されている労働者

 

 

最初に、一人親方と正社員の違いを知っておきましょう。一人親方とは、個人で仕事を請け負っている自営業者のことです。企業に雇用されているわけではなく、自分自身も誰かを継続雇用しているわけではありません。そのため、労働者ではなく個人事業主に該当します。いわゆるフリーランスといってもいいでしょう。

 

それに対して正社員は、企業と労働契約を結んでいる労働者、いわゆるサラリーマンのことです。契約社員やアルバイトとの違いはいくつもありますが、契約期間の定めがないことが最も大きな違いとなります。ちなみに、特定の師匠・親方のもとで修行中の身だとしても、労働契約を結んでいないのであれば、その人は一人親方です。

 

 

◆一人親方と正社員、それぞれのメリットとデメリット

 

建設業界は、一人親方が非常に多い業界であり、働くのであれば自然と選択肢に入ります。一方、あくまでも正社員として働きたいと考える人も少なくありません。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

・一人親方のメリットとデメリット

 

 

一人親方のメリットは、働き方の自由度が非常に高いことです。とにかく稼ぎたい時はスケジュールを端から端まで埋めることもできますし、少し休みたいと思ったら休日を多めに入れることもできます。特に電気通信工事業界は、今後仕事がどんどん増えていくと考えられるため、腕のいい一人親方にとっては有利な環境となるでしょう。

 

また、上司や部下との人間関係が薄くなるため、気楽に働けるという見方もあります。仕事を回してもらうために頭を下げなければならない場面や、チームで働くために気を使わなければならない場面もありますが、同じ会社の上司や部下ほど強い人間関係にはなりません。人づきあいのストレスを避けたい方にとっては大きなメリットです。

 

その代わり、毎月安定して仕事を受けられるとは限らず、収入の少ない月もあるかもしれません。帳簿の作成や確定申告といった事務作業、そして仕事を得るための営業活動も、すべて自分で行う必要があります。もちろん、道具の購入費用などの経費も自分持ちです。総じてやることが多く、安定して働きにくいのがデメリットだといえます。

 

なお、一人親方のような個人事業主は、本来なら労災保険に加入できません。しかし、建設業界は危険の多い業界で、労働者に近い働き方をしている一人親方も多いため、一定の条件を満たせば労災保険に加入することができます。労災に入っていないと仕事を回してもらえないこともあるので、極力加入しておいた方がいいでしょう。

 

・正社員のメリットとデメリット

 

 

正社員は一人親方とは逆に、安定して働けることが大きなメリットとなります。営業活動や事務作業などは専門の社員がやってくれるため、自分は現場での仕事に集中することが可能です。労災保険や社会保険といった各種保険にも加入でき、万が一事故が発生した時のリスクも小さくなります。もちろん、給料も毎月一定の金額がもらえるのです。

 

一方、会社に雇用されている以上、仕事の量や内容を自分で決めることはできません。仕事の多い月はどうしても残業が増え、希望した日に休みが取れないこともあるでしょう。逆に、会社があまり仕事を増やさないので、稼ぎたいのに稼げないという状況もありえます。良くも悪くも「安定」しているわけです。

 

また、上司・同僚・部下などとの人間関係に悩まされることもあります。同じ会社で働いている以上、無視することはできません。出世すれば管理職としての仕事も増えていきますから、一定以上の責任感や管理能力、コミュニケーション能力は必ず求められるのです。

 

 

 

◆自身の年齢や技術に応じて働き方を決めよう

 

 

それでは実際のところ、一人親方と正社員はどちらの方がいいのでしょうか? 考え方は人それぞれですが、会社に束縛されず自由に生きたい人には、やはり一人親方が向いています。労災保険に年齢制限はありませんし、やる気と体力さえあればいくらでも稼ぐことが可能です。

 

とはいえ、リスクも多いのは否定できません。月ごとの収入が安定しないことも多く、営業活動や事務処理が想像以上に大変になる場合もあります。自由を求めて一人親方になったのに、正社員より余裕がなくなってしまったということもありえるでしょう。立場上は個人事業主とはいえ、実際は雇用に近い状態で仕事を受けている人もいるはずです。

 

それならば、むしろ労働条件のいい会社で正社員として働いた方がいいともいえます。もちろん、いわゆる「3K」から抜け出せていない条件の悪い会社もたくさんありますから、入社前の見極めが重要です。自分が一人親方に向いているのか正社員に向いているのか、一度じっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

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